ランデヴー

音楽と俳優さんとアイドルと

あけがらす

映画『明烏』公式サイト
見てきました。 

何それって言う人は、是非とも公式サイトへ。もしかしたら、みんなの住んでいる地域では終わっているかもしれないけど、もしそうだったら是非とも是非ともDVDで見てね。

そして本題。わたしがなんでこの映画を見ようとしたのか、理由は意外にも2つもあるわけです。一つは菅田くんが出てるっていうこと。今年の目標は、菅田くんが出た映画で、見れるものはなるべく映画館で見るというものなのです。2つ目は監督が好きだから。福田雄一って、みんな知ってるかな?勇者ヨシヒコシリーズとか、アオイホノオのドラマ版の脚本やら監督やらをしてる方です。どちらもわたしの好きなドラマで、ちゃんと見続けられた珍しい作品です。

見終わった感想としては、ただただ笑ったなってこと。久々にずっと笑ってた気がする。2時間あるわけだけど、どこでもだれなくて、ずっと笑ってられた。この映画、もともとの話は落語だそうで、流れも良かったし、オチもちゃんと付いててすごく面白かった。もちろん面白かったのはそれだけではなくて、福田雄一さんならではの細かい細かいネタとか、佐藤二朗ムロツヨシのアドリブ芸とか様々に要因はある。それに、やっぱり菅田くん関西人だなって思ったのは、間の取り方が上手い。(贔屓目かもしれないけど)この映画の舞台は、経営があまりうまくいってないホストクラブ。菅田くんはそこの指名ゼロのホスト役。その菅田くん演じるナオキと、飲み食いしたお金が払えずに後日やってきた田舎者の明子とのやりとりがすごく面白くって、明子役の吉岡里帆さんが新人というのを聞いてすごいびっくりした。よくある、綺麗なアイドル女優みたいな演技の仕方じゃないなって。変顔もするし、笑いにちゃんと力を注いでるって言うのが伝わってきて好感を持てた。二人のやりとりが、まるで漫才みたいで、二人の漫才を見てみたいなあと思ったくらいだ。わたしはプロじゃないため、演技の上手い下手はわからないけれど、この人の演技は好きだなあと思った。

千円払っても全く後悔しない映画だとも思います。見るのないけどなんか映画見たいなあとか笑いたいなって人にオススメですぜ。